銀歯も立派な資産に!買取対象となる銀歯の条件と種類を徹底解説

歯科治療で使用される銀歯。実は、これが思わぬ資産になる可能性があるのをご存じでしょうか?多くの人が「銀歯なんて価値がない」と思い込んでいますが、実際には貴重な貴金属を含んでいるため、買取の対象となるのです。しかし、「どんな銀歯でも買い取ってもらえるの?」「状態が悪くても大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いはず。そこで今回は、銀歯の買取について詳しく解説します。買取可能な銀歯の条件や種類、そして買取時の注意点まで、幅広くお伝えしていきます。もしかしたら、あなたの口の中や引き出しに眠っている銀歯が、思わぬ臨時収入をもたらすかもしれません。ぜひ最後までお読みください。

銀歯を買取してもらえる理由は?


銀歯が買取の対象となる理由は、意外と知られていません。実は、銀歯には貴重な金属が含まれているのです。歯科治療で使われる銀歯の多くは、「金銀パラジウム合金」という素材でできています。この合金には、銀だけでなく金やパラジウムなどの貴金属が混ぜられているのです。これらの貴金属は価値が高く、リサイクル業者にとって魅力的な資源となります。そのため、不要になった銀歯でも立派な買取の対象になるのです。ただし、銀歯の買取価格は金歯ほど高くはありません。

希少な貴金属が含まれているから


銀歯に含まれる貴金属の中でも、特に注目されるのがパラジウムです。パラジウムは希少性が高く、近年その価格が急騰しています。金銀パラジウム合金には、約20%ものパラジウムが含まれているのです。さらに、金も約12%含まれています。これらの貴金属は工業用途でも需要が高く、資源としての価値が認められています。そのため、銀歯は単なる歯科材料ではなく、貴重な金属の集合体として見なされるのです。リサイクル業者は、これらの金属を抽出して再利用することができるため、銀歯の買取に積極的なのです。

金歯ほどの価値はない


確かに、銀歯は買取の対象になりますが、金歯ほどの高値がつくわけではありません。その理由は、銀歯に含まれる貴金属の割合が金歯に比べて少ないからです。金歯は主に金で作られているため、その価値は非常に高くなります。一方、銀歯は銀が主成分で、金やパラジウムの含有量は比較的少ないのです。また、銀自体の価格も金に比べるとかなり安いです。そのため、銀歯の買取価格は金歯に比べると低くなってしまいますが、だからといって銀歯の価値がないわけではありません。適切な買取業者を選べば、それなりの金額で買い取ってもらえるでしょう。

買取対象になる銀歯は?


銀歯の買取について、「自分の銀歯は買取対象になるのだろうか」と疑問を抱く人もいるかと思います。結論から言えば、ほとんどの銀歯が買取の対象となります。買取業者は、銀歯に含まれる貴金属の価値に注目しているため、見た目や状態にはあまりこだわりません。たとえ1本だけの銀歯でも、変形していても、純度がわからなくても、買取してもらえる可能性が高いのです。ただし、業者によって受け入れ条件が異なる場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。以下では、具体的にどのような状態の銀歯が買取対象になるのか、詳しく見ていきましょう。

1本からでもOK?


銀歯は1本からでも買取の対象となります。多くの人が「少量では買い取ってもらえないのでは」と心配しますが、それは杞憂です。買取業者は、1グラムあたりの金額で買取価格を算出します。そのため、たとえ1本の銀歯でも、その重さに応じた金額で買い取ってもらえるのです。ただし、少量の場合は送料や手数料の関係で、宅配買取よりも店頭買取の方が有利になることもあります。また、複数の銀歯をまとめて売却すれば、より高い買取価格を期待できる可能性もあります。いずれにしても、1本しかない銀歯でも諦めずに、一度買取業者に相談してみるのがよいでしょう。

変形していてもOK?


銀歯が変形していても、買取の対象になります。むしろ、多くの買取業者は銀歯が変形していることを想定しています。なぜなら、銀歯は長年の使用や抜歯の際の力によって、変形することが珍しくないからです。買取業者にとって重要なのは、銀歯に含まれる貴金属の量です。形状は関係ありません。変形した銀歯でも、中に含まれる金やパラジウムの量は変わらないのです。そのため、たとえ曲がっていたり、つぶれていたりしても、買取価格に大きな影響はありません。ただし、あまりにも小さな破片になってしまっている場合は、取り扱いが難しくなる可能性があるので注意が必要です。

純度がわからなくてもOK?


銀歯の純度がわからなくても、買取は可能です。実は、専門の買取業者は高度な分析機器を使って、銀歯の純度や含有金属を正確に測定することができるからです。そのため、あなたが純度を知らなくても問題ありません。むしろ、素人判断で純度を決めつけるよりも、専門家に任せた方が正確な査定を受けられます。ただし、純度が高いほど買取価格も高くなる傾向があるので、もし歯科医院で純度の情報をもらっているなら、それを伝えると参考になるでしょう。

状態が悪い・古い銀歯でもOK?


状態が悪かったり、古かったりする銀歯でも、買取の対象になります。銀歯は口の中で長年使用されるため、表面が変色したり、傷ついたりするのは当然です。しかし、買取業者にとって重要なのは、銀歯の中に含まれる貴金属の量です。表面の状態は関係ありません。むしろ、古い銀歯の方が貴金属の含有率が高い場合もあるので、思わぬ高値がつくこともあるのです。ただし、あまりにも汚れがひどい場合は、簡単な洗浄をしてから持ち込むのがマナーです。また、極端に小さな破片になってしまっている場合は取り扱いが難しくなる可能性があるので注意が必要ですが、基本的には、状態を気にせずに査定を受けてみるのがよいでしょう。

歯や接着剤がついていてもOK?


銀歯に歯の一部や接着剤が付着していても、買取は可能です。多くの場合、銀歯を取り外す際に完全に分離することは難しく、歯の破片や接着剤が残ることがあります。買取業者はそのような状態を想定しており、専用の設備で不要な部分を取り除くことができます。ただし、付着物の量が多すぎると、精製の手間が増えて買取価格に影響する可能性があります。また、一部の業者では付着物の除去に別途手数料がかかることもあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。基本的には、自分で無理に取り除こうとせず、付着物がついたままの状態で査定を受けるのが安全です。プロの手によって適切に処理してもらうことで、正確な査定を受けられます。

買取可能な銀歯の種類


銀歯と一言で言っても、実際にはさまざまな種類があります。歯科治療の方法や目的によって、使用される銀歯の形状や大きさが異なるのです。買取の対象となる銀歯には、主に「撤去冠・除去冠」と「ブリッジ」の2種類があります。これらは、いずれも歯科治療で一般的に使用される銀歯の形態です。買取業者は、これらの種類を問わず買い取ることができます。ただし、種類によって含まれる貴金属の量が異なるため、買取価格に差が出ることもあります。以下では、それぞれの銀歯の特徴と買取時の注意点について詳しく見ていきましょう。

撤去冠・除去冠


撤去冠・除去冠は、単独の歯に被せるタイプの銀歯です。虫歯の治療や歯の保護のために使用され、最も一般的な銀歯の形態です。この種類の銀歯は、比較的シンプルな形状をしているため、買取業者にとっても扱いやすい特徴があります。撤去冠・除去冠の買取では、その重さと純度が重要な要素となります。大きさによって使用される金属の量が異なるため、同じ純度でも重さによって買取価格が変わってきます。また、歯科医院によって使用する合金の種類が異なることもあるので、可能であれば歯科医院から材質の情報を得ておくと、より正確な査定を受けられるでしょう。ただし、情報がなくても専門の買取業者なら正確に分析できるので、安心して持ち込んでください。

ブリッジ


ブリッジは、複数の歯が連なった形の銀歯です。欠損した歯の両側にある健康な歯に固定して、失った歯の機能を回復させる目的で使用されます。ブリッジは撤去冠・除去冠に比べて大きく、使用される金属の量も多くなります。そのため、一般的にブリッジの方が高い買取価格がつく傾向があります。ただし、ブリッジには人工の歯や接着剤が付いていることが多いので、買取の際はそれらの除去が必要になることがあります。一部の買取業者では、この除去作業に手数料がかかることもあるので注意が必要です。また、ブリッジの構造上、純度の異なる合金が使用されていることもあるので、正確な査定には専門的な分析が欠かせません。ブリッジの買取を考えている場合は、経験豊富な買取業者を選ぶことをおすすめします。

まとめ
銀歯の買取について詳しく見てきました。銀歯は貴重な貴金属を含んでいるため、買取の対象となることがわかりました。1本からでも、変形していても、純度不明でも、多くの場合買取可能です。ただし、業者によって条件が異なることもあるので、事前確認が大切です。撤去冠・除去冠やブリッジなど、種類を問わず買取できますが、含有金属量で価格が変わります。不要になった銀歯があれば、専門業者に相談してみるのがおすすめです。適切な買取で、眠っている銀歯を資産に変えられる可能性があります。